この記事の結論
企業YouTubeは、「目的とターゲットを決める」「発信テーマを決める」「チャンネルを開設して基本設定をする」「最初の10本を企画する」「投稿と振り返りの体制をつくる」の5つの手順で始めます。いきなり撮影を始めるのではなく、誰に何を届けて、どんな成果につなげたいのかを最初に決めることが、続けられるチャンネルづくりの鍵です。
企業YouTubeは何から始めればいい?
最初にやるべきことは、撮影ではなく目的とターゲットを決めることです。目的が決まっていないと、何を撮ればいいかが定まらず、数本で更新が止まってしまいがちです。
企業YouTubeは、次の5つの手順で始めましょう。
- 目的とターゲットを決める
- 発信テーマを決める
- チャンネルを開設して基本設定をする
- 最初の10本を企画する
- 投稿と振り返りの体制をつくる
手順1:目的とターゲットを決める
| 目的 | ターゲットの例 | 発信する内容の例 |
|---|---|---|
| 採用 | 就職・転職を考えている人 | 社員インタビュー、仕事の1日、職場紹介 |
| 集客・販促 | 商品やサービスに関心がある人 | 使い方の解説、お客様の悩みへの回答 |
| ブランディング | 取引先、地域の人 | 理念、ものづくりの裏側、地域での取り組み |
目的は一つに絞るのがおすすめです。複数の目的を一つのチャンネルで追うと、誰に向けたチャンネルなのかが分かりにくくなります。
手順2:発信テーマを決める
ターゲットが知りたいことと、自社が伝えられることが重なる部分が、発信テーマになります。例えば採用が目的なら「この会社で働くとどんな毎日になるか」、集客が目的なら「お客様がよく質問すること」がテーマの候補です。
手順3:チャンネルを開設して基本設定をする
チャンネルを開設したら、次の基本設定を行いましょう。
- チャンネル名:会社名だけでなく、何のチャンネルか分かる名前にする
- プロフィール画像・バナー:ロゴや会社の雰囲気が伝わる画像を設定する
- 概要欄:どんな人に向けて、どんな動画を発信しているかを書く
- リンク:自社のWebサイトや採用ページへのリンクを設定する
- アカウントの管理:担当者個人ではなく、会社として管理できる形にする
手順4:最初の10本を企画する
最初の10本は、「チャンネルの名刺」になる動画と、継続しやすい動画を組み合わせて企画します。
- 会社紹介・代表メッセージなど、チャンネルの軸になる動画:1〜2本
- ターゲットの疑問に答える動画:5〜6本
- 撮影しやすく、シリーズ化できる動画:2〜3本
最初から完璧を目指す必要はありません。10本出してみて、どの動画が見られたかを振り返ることで、次の方向性が見えてきます。
手順5:投稿と振り返りの体制をつくる
YouTubeは続けることで成果が出るメディアです。次のことを決めておきましょう。
- 投稿の頻度(週1本、月2本など、無理のないペース)
- 企画・撮影・編集・投稿の担当者
- 数字を振り返るタイミングと、見る指標
社内で手が回らない場合は、運用代行を活用するのも一つの方法です。詳しくは「YouTube運用代行とは?」をご覧ください。
よくある質問
まとめ
- 企業YouTubeは、撮影より先に目的とターゲットを決める
- 目的は一つに絞り、ターゲットが知りたいことを発信テーマにする
- チャンネルのアカウントは会社として管理できる形にする
- 最初の10本で方向性を確かめ、無理のないペースで続ける
企業YouTubeを始めるのに、高い機材は必要ですか?
最初はスマートフォンでも始められます。ただし、音声が聞き取りにくいと見てもらえないため、マイクだけは用意することをおすすめします。
どれくらいの頻度で投稿すればいいですか?
無理なく続けられる頻度が一番です。一般的には週1本程度を目安にする会社が多いですが、月2本でも、決めたペースを守って続けることが大切です。
ショート動画から始めてもいいですか?
始められます。ショート動画は短時間で作れるため、最初の一歩としておすすめです。通常の動画と組み合わせる方法は「YouTubeショートの企業活用法」で解説しています。